不妊カウンセリング学会養成講座に出席してきました
みなさん、こんばんは♪
今日から辻野夢鍼灸院の1週間が始まりました。
先週土曜日、日曜日は
コロナ後3年ぶりの現地開催で東京で行われる
不妊カウンセリング学会、不妊カウンセラー、体外受精コーディネーター養成講座に
出席してきました。
この日は前日からの大雨で、正午頃まで新幹線が運休し、
裕子先生は院長先生の運転で車で向かいましたが
東名、新東名の高速道路が通行止めになり
別の道を走っての、大変な道のりで何とか
到着できました。
今回の1番気になる内容は
不妊治療による保険適用について、です。
今回お話してくださった先生は、日本IVF学会
常務理事をされている杉山先生で、菅前総理とも
何度もお会いされていて
不妊治療が保険適用になることは、混合治療の問題、薬や医療機器の承認状況、、先生は100%する事は難しいと考えておられましたが
2022年の4月から、きちんと説明がないまま
あまりにも突然の保険適用が開始されました。
この様な状況からスタートした
保険適用の不妊治療にクリニックの先生方
そして治療を受ける患者様も、大混乱の中
4月、5月は激混みのクリニックがほとんどだったと思います。
保険適用となると、使う薬に制限があったり
保険外の検査をしたいと思っても
それをすると保険が使えなくなります。
患者様の治療費の負担を少なくし、
より不妊治療を受けやすくするための制度のはずなのに
ある一面では患者様にいろんな面で前より負担がかかっている事もあります。
裕子先生も保険適用と言いながら、これが本当に患者さんの為になっているのか
またこのやり方が本当にいいのか、患者さんの側でサポートしている裕子先生は疑問に思う事もありました。
もちろん、現場で直接患者様の治療にあたっている先生達も、もっとその様な思いで患者様の治療をしておられるのだと思います。
今回杉山先生のお話をお聞きし、
先生方も同じ思いで懸命に治療されている事がわかりました。
これから先生方も患者様にとって保険適用の制度も国の方に伝え、改善していく、とのお話に
まだまだこれから制度の内容もいい方向に変わっていくんだな、と嬉しく思いお話を聞いて帰ってきました。
まだ始まったばかりですので、とにかく
不妊治療を受ける患者様にとって
治療の質を下げず、負担を減らせるものとなる様
期待したいですね。